生ビール「ではない」加熱ビール
というわけで、
- サーバー経由で提供される樽ビールも「生ビール」
- 酒屋で売っている瓶ビール・缶ビールも「生ビール」
ということが、お分かりいただけたかと思います。
このように、技術革新により加熱処理せずとも、おいしいビールが飲めるようになったわけですが、
あえて、「加熱処理したビールが飲んでみたい!」という方もいらっしゃるでしょう。
熱を加えることで、もちろんビールの品質には変化が起こります。
そのローテクをわざわざ楽しむのも粋なものですよね。
そんなあまのじゃく(失礼)のために、現在でも加熱ビールは少量ながら売られています。
そのラインナップをご紹介しましょう。
- キリン「クラシックラガー」
- キリン「秋味」(秋季限定醸造)
- アサヒ「アサヒスタウト」
- サッポロ「サッポロラガー」
この4種が、現在でも手にすることができる日本のメジャーな加熱ビールです。
特に、キリンの「クラシックラガー」は、加熱処理による独特の渋み・コクがあり、ファンも多く、酒屋でも普通に売っています。
飲んだことのない方は、ぜひ、一度お試しください。
「古いけど新しい」味に感動するかもしれませんよ。