現役バーテンダーが教える!お酒の知識

「酒」とは何?

そもそも、「酒」って何でしょう。

「酔っぱらう水」だとか「ビールやウイスキー」などと、あまりにイメージが抽象的すぎて、自分の守備範囲のものしか浮かびませんよね。

日本ですと、税金がかかるものを「酒」といいます。

法律で言うと、「酒税法」という法律で、「酒」というものを定義しています。

簡単に申し上げると、「アルコール分が1%以上のもの」を酒といいます。

たとえば、健康ドリンクなどにも微量のアルコールは入っていますが、酒税法に触れてしまうので、必ず1%未満です。

また、この酒税法に明記されているのですが、販売する酒屋は必ず免許制で、一昔前までは、

店と店の間に一定の距離を置かないといけない一定の人口密度がないと免許が与えられない

などと、新規参入を阻む(既存店舗を保護し過ぎ)法律でしたが、近年は法の緩和が進んでおり、24時間、手軽にコンビニエンスストアなどで、酒が手に入るようになりました。
消費者的にはうれしいことですね。

というわけで、まとめると「酒」とは、

  • アルコール1%以上
  • 許可を得た店舗でしか売ってない飲料

ということになります。