世界の変わったお酒
そもそも、原料を発酵さえできれば、過程で、必ずアルコールと水分が生成されます。
つまり、許可うんぬんは置いておいて、「酒」っぽいものはできます。
たしかに、原料の「酵母」に「糖」があれば、工夫次第でトリッキーな酒ができます。
(やっちゃダメですよ)
というわけで、世界に目を向けると、なるほど、変わった酒が多くあります。
ポーランドの「スピリタス」
蒸留を70回も繰り返すことで、水分を飛ばし、超高アルコール度数96度に仕上げたウォッカです。
そのまま飲むと口の粘膜がただれて危険です。
ポーランドでは消毒薬としても使われるそうです。
モンゴルの「馬乳酒」
その名の通り馬の乳が原料です。
モンゴルは馬を飼育する遊牧民族がルーツなので、現在でも飲用されています。
アルコール度数は低く、酸っぱいのが特徴です。
ちなみに、「カルピス」はこの馬乳酒にヒントを得て作られたそうです。
その他に、生物が入ったお酒などもあります。
芋虫の入った酒や、沖縄のハブ酒、イグアナ酒なんてものもあるみたいですよ。
いろいろ探してみるのも面白いですね!