バーボンってなに?
バーボン・ウイスキーとは、ウイスキーの分類の中に出てきた「アメリカン・ウイスキー」の中の一つで、ウイスキーの中でも大変ポピュラーな酒です。
原料となる穀物はトウモロコシとモルト(麦)で、特にトウモロコシを51%以上使い、(80%以上使うとコーン・ウイスキーです)内面を焼いたホワイトオーク樽で、2年以上熟成させたものをいいます。
また、アルコール度数80度以下で蒸留を行い、62.5度以下で熟成させます。
そして、加水はアルコール度数が40度以上となるように調整されます。
味は、トウモロコシの荒々しさが出て飲みごたえのあるものが多く、人気を博しています。
なお、「ジャック・ダニエル」というウイスキーがバーボンと混同されがちですが、ジャック・ダニエルは、「テネシー・ウイスキー」といい、若干製法が違います。
テネシー・ウイスキーは、蒸留されたばかりのバーボン・ウイスキーの原酒を、樽熟成させる前に、大きな樽の中で、木炭でろ過させたものを言います。
ジャック・ダニエルの荒々しくも、どこか繊細な味はこの工程に秘密があったのですね。