スコッチってなに?
スコッチ・ウイスキーとは名の通り、イギリスはスコットランドの蒸留所で作られたもので、厳しい規則のもと管理されたウイスキーです。
大きく分けると、
- モルトウイスキー … 原料大麦のみ、単式蒸留器で作る
- グレーンウイスキー … 原料トウモロコシと大麦
の2つになります。
また、両方を混ぜたものをブレンデッドウイスキーと呼びます。
モルトウイスキー(ピュアモルト・シングルモルトともいいます)は、味に個性が強く、蒸留所の地域によって味が全く違うのが特徴です。
グレーンウイスキーは、連続蒸留器を使って、高いアルコール濃度で蒸留されるため、ソフトな味で、単体としてあまり人気はなく、ブレンデッドの素材として使われることが多いようです。
ブレンデッドウイスキーは、専門家であるブレンダーによって何十種類もの蒸留所のウイスキーを配合して作られます。
ピュアモルトが苦手な人でも飲みやすく仕上げられます。
とはいえ、スコッチと言えば、シングルモルト派が日本人でも圧倒的に多く、いろんな蒸留所のスコッチを楽しんで、その土地に思いをはせるのが通の至高の楽しみと言われています。