現役バーテンダーが教える!お酒の知識

ウイスキーの分類

ワインと並んで、個人的なこだわりが前面に出るのがウイスキーですね。

ウイスキーは産地によって5つに分かれます。

まず、特徴とともに整理してみます。

■アイリッシュウイスキー
ややマニアックで、日本ではあまり人気がない

■カナディアンウイスキー
「カナディアンクラブ」でおなじみ、初心者向け

■ジャパニーズウイスキー
高級感から中高年向けの酒だったが、近年は「角」「トリス」などハイボールで若者にも人気

■アメリカンウイスキー
コーンの雑味が人気のバーボンがスタンダード

■スコッチウイスキー
シングルモルトからブレンデッドまでこだわり強い

ウイスキーは麦芽・穀物などを原料に、蒸留させたあと、樽熟成が命の蒸留酒です。

産地は多数あれども、製法はあまり変わりません。

産地の水の味、どのような樽で何年寝かせるか、といったファクターで全然違うものとなります。

また、ブレンダー(原酒を調合して製品にする職人)による品質管理と安定した供給も、そのウイスキーブランドを大きく左右します。

そういう意味では、ウイスキーはほかの酒よりも人間味溢れたものといえます。

だからこそ、その魅力の虜になる方も多いと言えましょう。