4大スピリッツを押さえておこう
ホワイトスピリッツの中でも、一般的に「スピリッツ類」と言えば、
次の4つのことをいいます。
- ウォッカ
- ジン
- ラム
- テキーラ
ウォッカは、麦類を原料としてロシアで発祥した酒で、無色透明のものが多く知られています。
クセが少なくカクテルのベースとしては定番です。
ジンもオランダ原産で麦類が原料の酒ですが、ヒノキ科のセイヨウネズという植物の実で独特の香りをつけているのが特徴です。
もともと軍隊の船員の健康増進のために飲まれたと言われています。
ラムは、サトウキビを原料とした中南米原産の酒です。
原料がサトウキビなので、ほのかな甘さが特徴。
お菓子作りの香りづけにも使われます。
テキーラは、メキシコ産のラン(リュウゼツラン)の茎を使って作られる酒です。
ライムを絞って、食塩をなめながら飲むと格別です。
この4つは「世界の4大スピリッツ」と称され、主にカクテルのベースに使われています。
また、広い意味で蒸留酒を指す時はウイスキーやブランデーや焼酎などもスピリッツに分類される、というのは前ページでお話しした通りです。