シャンパンとスパークリングワインの違い
スパークリングワインとは、簡単に言うと、炭酸の入ったワインのことです。
まず、押さえていただきたいのは、「シャンパン」と言われるものは、スパークリングワインのひとつということです。
スパークリングワインとは、発酵させて瓶詰めされたワインに、酵母を詰め込みます。
すると、瓶の中で２次発酵が起き、炭酸ガスが発生してワインの中に溶け込みます。
その後、不要なオリ（酵母）を凍結させ、排出させて、出来上がるものです。
このやり方がまさにシャンパーニュ方式（シャンパン）と呼ばれるものですが、スティルワインに人工的に炭酸ガスを詰め込む大量生産的な生産方法もあります。
これもスパークリングワインのひとつではあります。
シャンパンは、上記のシャンパーニュ方式で作られ、かつ厳しい基準を満たしたものでないと名乗ることができません。
- シャンパーニュ地方で生産されること
- 特定の地域と品種でできたブドウのみを使用したもの
など、という制約があります。
「ドンペリ（ドン・ペリニヨン＝シャンパン）一気飲み」などと耳にしますが、非常に稀少で高価なものなので、（だからこその非日常的サービスという側面はありますが）非常にもったいない行為ではあります。
