赤ワインと白ワインの違い
ワインとは、主にブドウから作られた醸造酒でありますが、なぜ、色が違うのでしょう?
赤ワインは、黒ブドウと呼ばれる、赤い皮のブドウを皮ごと発酵させます。
独特の渋みは、皮に含まれるタンニンから発生するものです。
白ワインは、白ブドウをつぶして、皮を除いて果汁だけを発酵させるもので、その分エグ味が少なくさっぱりした味わいになります。
もうひとつ、ロゼワインというのがありますが、基本的には、黒ブドウを発酵させる途中でピンク色の辺りになったところで、皮を取り除き発酵を続けるもので、赤ワインと白ワインの中間ととらえていただければよいかと思います。
ただ、黒ブドウと白ブドウを混入させて発酵させるなどのワインもありますので、ロゼワインの定義は難しいところかと思います。
これら、赤ワイン・白ワイン・ロゼワインの3つは、ブドウを発酵させるのみで、炭酸ガスを入れない作り方として「スティルワイン」と呼ばれます。
これに対し、発酵時に出る炭酸ガス等を詰めるのが、「スパークリングワイン」です。