現役バーテンダーが教える!お酒の知識

ビールの作り方

夏のビール!
おいしいですよね!

日本でも、通年すさまじい消費量を誇るビール。

一体どうやって作られているか、考えたことがありますでしょうか?

日本のビールの原料は、二条大麦+ホップ+水です。

そこにコーンスターチなどの副原料を入れて味を調えます。

作り方としては、まず、麦芽に水を入れて糖化させます。

これにホップを加えて、沸騰させ麦汁を作ります。
ここに酵母菌を入れることでビールができます。

本来は、一次発酵・二次発酵などともっとややこしい過程を経るのですが、(次ページで概略を説明します)大まかに言うとこのようなかんじです。

ビールは、古代メソポタミアのシュメール人が最初に作り始めました。
今から2500年も昔のことです。

また、シュメール人は世界で初めてワインを作った民族でもあります。

人類の文化の祖として有名でありますが、お酒の歴史の上でも非常に大きな役割を果たしているんですね。

日本では、明治の初頭に初めて醸造所ができ、以来、さまざまな研究工夫を重ね、独自色を出した各ビールメーカーが日夜、日本人のニーズに合った製品を生み出しています。